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英語の時制:12種類をやさしく整理

英語の時制は12種類ありますが、仕組みは一つです。三つの「時」(現在・過去・未来)と四つの「相」(simple・continuous・perfect・perfect continuous)の組み合わせにすぎません。仕組みが見えれば、12種類は丸暗記するリストではなくなります。このページでは、12の時制を一つの表にまとめ、それぞれを例文と目印になる語で説明し、間違えやすい組み合わせ、日本語話者がつまずくポイント、会話で本当に必要な時制、12問の確認テストを紹介します。

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15 分で読めます · 更新日 2026年10月6日

12の時制を一つの表で

表は格子として読んでください。名前の最初の語がいつ(present・past・future)を、残りが動作をどう見るかを表します。ただの事実として見るのか、進行中のこととして見るのか、ある時点までに完了したこととして見るのか、ある時点まで続いてきたこととして見るのか、です。

時制形例文使う場面
Present simple動詞の原形 (+ -s: he/she/it)She works in a bank.習慣、事実、一般的な真理
Present continuousam/is/are + -ingShe is working from home today.今・最近進行中の動作、一時的な状況
Present perfecthave/has + 過去分詞I have lost my keys.経験、結果が今に残る過去の動作、まだ終わっていない期間(since/for)
Present perfect continuoushave/has been + -ingI have been waiting for an hour.過去に始まって今も続いている、または終わったばかりの動作
Past simple過去形 (worked, went)We moved here in 2019.過去の特定の時点で終わった動作
Past continuouswas/were + -ingI was cooking when you called.過去のある時点で進行中だった動作、別の出来事の背景
Past perfecthad + 過去分詞The train had left when we arrived.二つの過去の出来事のうち先に起きたほう
Past perfect continuoushad been + -ingShe had been working there for ten years before she left.過去のある時点までどれくらい続いていたか
Future simple (will)will + 動詞の原形I'll call you tonight.その場での決定、予測、申し出、約束
Future continuouswill be + -ingThis time tomorrow I'll be flying to Rome.未来のある時点で進行中の動作
Future perfectwill have + 過去分詞By June I'll have finished the course.未来のある時点までに完了している動作
Future perfect continuouswill have been + -ingIn May I'll have been living here for five years.未来のある時点までどれくらい続いていることになるか

日常英語では、will と同じくらい大事な未来の形がもう二つあります。be going to(すでに決めた予定や、目に見える根拠からの予測:I'm going to start a new job)と、決まった予定を表す現在進行形(I'm meeting Anna on Friday)です。どちらも未来のセクションで説明します。

現在の時制

Present simple

一般的に正しいことや、定期的に起きることに使います。日課、習慣、事実、時刻表など。he・she・it のときの -s を忘れないでください。どのレベルでも、話す英語でいちばん多いミスです。

  • She works in a bank.
  • I drink coffee every morning.
  • Water boils at 100 degrees.

目印になる語: every day, usually, often, never, on Mondays

Present continuous

話している瞬間や最近進行中の動作、一時的な状況に使います。進行中の変化も表します:Prices are going up.(物価が上がっている)

  • She is working from home today.
  • Look — it is raining.
  • I am reading a great book at the moment.

目印になる語: now, right now, at the moment, today, these days

Present perfect

過去と現在をつなぐ形です。いつかを言わない経験、結果が今に影響している過去の動作、そして since / for と一緒にまだ終わっていない期間を表します。終わった時点(yesterday, in 2019)を言った瞬間に、過去形に切り替えます。

  • I have lost my keys.
  • Have you ever been to Italy?
  • We have lived here since 2019.

目印になる語: ever, never, already, yet, just, since, for, so far

Present perfect continuous

現在完了に似ていますが、結果ではなく動作そのものと、その長さに焦点があります。How long…? への答えでよく使われます。状態を表す動詞(know, like, own)は普通この形になりません。

  • I have been waiting for an hour.
  • She has been learning English for three years.
  • You're out of breath — have you been running?

目印になる語: for, since, all day, lately, how long

過去の時制

Past simple

過去の基本形です。終わった時点に終わった動作。規則動詞は -ed をつけますが、よく使う動詞ほど不規則(go – went, see – saw, buy – bought)なので覚えるしかありません。疑問文と否定文は did + 原形:Did you go? I didn't go.

  • We moved here in 2019.
  • I saw her yesterday.
  • Did you watch the match last night?

目印になる語: yesterday, last week, in 2019, two days ago, when

Past continuous

過去のある時点で進行中だった動作を表します。短い出来事(過去形)に中断される「背景」としてよく使われます:I was walking home when I saw him.(家に歩いて帰っていたら、彼に会った)

  • I was cooking when you called.
  • At eight o'clock we were having dinner.
  • While she was driving, it started to snow.

目印になる語: while, when, at that time, at 8 o'clock yesterday

Past perfect

二つの過去の出来事のどちらが先かを示します。順番がすでに明らかなら必要ありません。before や after があれば、たいてい過去形で十分です。

  • The train had left when we arrived.
  • I had never seen the sea before that trip.
  • She was tired because she had worked all night.

目印になる語: before, after, by the time, already, never … before

Past perfect continuous

現在完了進行形の過去版で、過去のある時点までどれくらい続いていたかを表します。会話ではまれですが、物語ではよく出てきます。

  • She had been working there for ten years before she left.
  • The ground was wet — it had been raining.
  • We had been waiting for an hour when the bus came.

目印になる語: for, since, before, by the time, how long

未来の表し方

英語には「未来形」という一つの時制はありません。will は未来を表すいくつかの方法の一つにすぎず、その場の決定なのか、予定なのか、約束済みの予定なのか、予測なのかで使い分けます。

Future simple (will)

話しながら決めたこと、意見にもとづく予測(I think…)、申し出、約束に使います。すでに決めている予定には going to のほうが自然です。

  • I'll call you tonight.
  • I think it'll be sunny tomorrow.
  • "It's cold." — "I'll close the window."

目印になる語: tomorrow, I think, probably, maybe, next year

Future continuous

未来の特定の時点で進行中の動作に使います。相手の予定を丁寧にたずねる言い方にもなります:Will you be joining us?

  • This time tomorrow I'll be flying to Rome.
  • Don't call at nine — I'll be working.
  • Will you be using the car tonight?

目印になる語: this time tomorrow, at 9 tonight, all evening

Future perfect

未来のある時点までにすでに完了している動作に使います。ほぼ必ず by(by Friday, by then)と一緒に出てきます。

  • By June I'll have finished the course.
  • By the time you arrive, we will have eaten.
  • She will have left by then.

目印になる語: by June, by then, by the time, before

Future perfect continuous

未来のある時点までに、ある動作がどれくらい続いていることになるかを表します。会話より文章で見かけることがずっと多い形です。

  • In May I'll have been living here for five years.
  • By 6 pm she will have been driving for ten hours.

目印になる語: by … for, by the time … for

be going to と現在進行形

be going to + 原形は、すでに決めている意図(I'm going to learn to drive)と、目の前の状況からの予測(Watch out — you're going to fall!)に使います。現在進行形は、日時が決まっていて、多くの場合ほかの人と約束している予定に使います(We're flying to Madrid on Monday)。会話で予定を話すときは、この二つのほうが will よりずっとよく使われます。

間違えやすい組み合わせ

  • 現在完了か過去形か。 I have seen that film(経験、時点なし)と I saw it last week(終わった時点)。yesterday, last year, in 2019, ago があれば現在完了は誤りです:I have seen it yesterday ✗。
  • 現在形か現在進行形か。 I work in Osaka(いつもの状態)と I'm working in Osaka this month(一時的)。状態を表す動詞——know, want, like, need, believe——は普通、現在形のままです:I know。I am knowing とは言いません。
  • will か going to か。 "The phone's ringing." — "I'll get it."(今決めた)と I'm going to call her tonight(前から決めていた)。
  • 過去進行形か過去形か。 長い背景の動作は進行形、短い出来事は過去形:I was having a shower when the doorbell rang.
  • for か since か。 どちらも完了形と使います。for + 期間(for two years)、since + 起点(since 2019, since Monday)。

日本語の「る・た・ている」と英語の時制

日本語の動詞は大きく「る(非過去)」と「た(過去)」の二つで、そこに「ている」などが加わります。英語の12の時制と一対一には対応しないので、日本語から直訳すると次のようなずれが生まれます。

  • 「ている」は進行形とはかぎらない。 「食べている」は進行中なので I'm eating ですが、「結婚している」は状態なので I'm married、「知っている」は I know です。I'm knowing ✗ や、結婚式の最中のように聞こえる I'm marrying は、このずれから生まれる典型的なミスです。
  • 「た」は過去形とはかぎらない。 「もう食べた」は結果が今にあるので I've already eaten(現在完了)、「昨日食べた」は I ate yesterday(過去形)。日本語ではどちらも「た」ですが、英語では時点を言うかどうかで分かれます。
  • 「〜したことがある」は現在完了。 「京都に行ったことがある」は I have been to Kyoto。「〜たことがある」を見たら現在完了、と覚えると便利です。
  • 「〜年住んでいる」も現在完了。 「2019年からここに住んでいる」は I have lived here since 2019。I am living here since 2019 ✗ は「ている」をそのまま訳した形です。
  • 「る」で未来も言えてしまう。 「明日行く」は日本語では現在と同じ形ですが、英語では未来の表し方を選ぶ必要があります。予定なら I'm going tomorrow、その場の決定なら I'll go。

会話に必要な時制はどれか

会話をするのに12種類すべては必要ありません。日常会話の大部分は五つの形で成り立っています:現在形、現在進行形、過去形、現在完了、そして going to / will。完了進行形や未来完了は会話ではまれです。聞いて分かるようにしておけば十分で、使いこなせるまで話すのを待つ必要はありません。

やってみましょう。次の質問に、声に出して二、三文で答えてください。それぞれ違う時制が必要になります。

  1. What do you do? → Present simple
  2. What are you working on these days? → Present continuous
  3. What did you do last weekend? → Past simple
  4. Have you ever lived in another city? → Present perfect
  5. What are you going to do next year? → going to

動詞の形を考えるために止まってしまうなら、その時制はまだ自動化されていません。紙の上ではなく、声に出して練習しましょう。その時制で、自分の生活について短い文を十個言ってみてください。

確認テスト:12問

かっこ内の動詞を正しい時制にしてください。まず自分で決めてから、答えを開きましょう。

1. She ___ (work) in a hospital. She is a nurse.

答え: works — 彼女の仕事についての変わらない事実。

2. Listen! Someone ___ (knock) at the door.

答え: is knocking — ちょうど今起きている(Listen!)。

3. I ___ (live) here since 2019.

答え: have lived / have been living — since とともに、今まで続いている終わっていない期間。

4. We ___ (see) that film last weekend.

答え: saw — 終わった時点(last weekend)。

5. I ___ (never / be) to Japan.

答え: have never been — 時点を言わない人生経験。

6. While I ___ (cook), the phone rang.

答え: was cooking — より短い出来事に中断された背景の動作。

7. When we got to the cinema, the film ___ (already / start).

答え: had already started — 二つの過去の出来事のうち先に起きたほう。

8. Look at those clouds — it ___ (rain).

答え: is going to rain — 目に見える根拠にもとづく予測。

9. "I'm cold." — "I ___ (close) the window."

答え: 'll close — 話しているその場での決定。

10. This time tomorrow I ___ (fly) to London.

答え: will be flying — 未来のある時点で進行中の動作。

11. By the end of the year she ___ (finish) her degree.

答え: will have finished — 未来のある時点までに完了(by)。

12. He's tired because he ___ (run) for an hour.

答え: has been running — 今まで続いていて、現在の状態の理由になっている動作。

9問以上正解なら、時制の知識はしっかりしています。次は話すときに自動で出てくるようにする段階です。6問未満なら、上のセクションを現在完了から一つずつ見直しましょう。

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時制は、ルールを学んだその日のうちに話して使うと、いちばん早く身につきます。TalkSmart の文法セクションでは、レッスンが CEFR レベル順に並んでいます。A1 の現在形から上級の完了進行形まで、それぞれに短い説明と、答えを確認できる練習問題があります。文法問題のページでは、レベル別の無料テストも受けられます。

そのあとは実際の会話で時制を使ってみましょう。会話相手があなたの過去や予定、経験について質問し、セッション後のレポートで、自分では気づかなかった時制のミスも含めて、直された文を確認できます。

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よくある質問

英語の時制は何種類ありますか?

教科書では一般に12種類とされます。三つの時(現在・過去・未来)×四つの相(simple・continuous・perfect・perfect continuous)です。厳密には、言語学では時制は現在と過去の二つだけと数えます。未来は will や going to といった語で表すからです。学ぶうえでは、12の格子で考えるのが仕組みをつかむ実用的な方法です。

英語でいちばんよく使われる時制は?

日常会話では、現在形と過去形が大部分を担い、次に現在進行形、現在完了、will と going to による未来が続きます。完了進行形や未来完了はずっと少なく、主に書き言葉で見かけます。

現在完了と過去形の違いは?

過去形は終わった時点(昨日、2019年、二日前)のことを話します。現在完了は過去と今をつなぎます。時点を言わない経験、今に影響する結果、まだ終わっていない期間(since, for)です。いつ起きたかを言うなら過去形を使います。

英語の時制を早く身につけるには?

12の別々のルールではなく仕組み(時+相)を理解し、まず会話に必要な五つの形を固め、それぞれ自分の生活について文を言って練習することです。短い練習問題のあと、同じ日に会話でその時制を使うほうが、長い文法の勉強より効果があります。

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